さよならは言わない

今、その声が
聞こえないのならば
目を閉じて思い出そう
樹々、揺らす風が
言葉の代わりに
耳元でささやくから
遠い空の向こう側で
笑っているあなたを
感じるよ
さよならじゃないんだよ
ほんの少し会えない
それだけさ

頰伝う涙
乾いたら僕ら
ゆっくりと歩き出そう
届く、そう信じて
想い続ければ
雨は止み、光が射す
晴れた空に君は居て
見守ってくれてる
はずだから
さよならじゃないんだよ
ほんの少し会えない
それだけさ
いつかまたその場所で
いつかまたその場所で
いつかまたその場所で
 
だから、さよならは言わない